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女武士道「凛」 格闘技 武士道

女武士道「凛」を2020年4月に旗揚げ。主催者がその真意を語る

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写真:女子プロレスマガジン

12月19日に新格闘技イベント、女武士道「凛」の旗揚げ会見
Team DATE 武術四姉妹が参戦! 高円寺パンディットのトークライブで全貌を発表」を行い、
おかげさまで満席の熱気の中で、第一歩を踏み出すことができました。

凛の旗揚げ興行は2020年4月に、都内の会場で開催いたします。
まもなく会場を決めて、チケット発売も始めていきますので
みなさま、お誘い合わせのうえ、ぜひ凛の初舞台におこしください。

さて、会見では「U-18トーナメント」「大和撫子No.1決定戦」「ガチ武道タッグリーグ」
という主軸となる試合形式を発表いたしました。


U-18トーナメントは以前に別のイベントで、私から提案していたアイデアであり、
開催の方向であったが、お蔵入りしたままになっていたもの。

武道タッグリーグ戦も私自身が「自分だったらこんなのを見てみたいなぁ〜」と
頭の中で思い描いていたものだ。

これらを定期開催の風物詩的な大会とし、
また時事性やアイデア、ストーリー重視で自由度の高い大会も両輪で開催。
双方がポジティブな化学反応を引き起こすことで、持続的・恒久的な世界観を築いていきたい。
それによって要は飽きのこないように、末長くやっていきたいなぁと。

そして、また日本にこれだけ深遠な思想・哲学・文化がある中で、
格闘技のエキサイトメントのみを楽しんで終わるのは、もったいないことなので、
人の生き方や社会の在り方までを考えていく興行であり
事象にしていきたいと思っています。


そうやって見るものが学び、
それぞれに生きるのが楽になるヒントを得られる。
そんな舞台にできればいいなと。

といいつつもあまり理屈ばかりで頭でっかちになっても、
人間つまらなくなるし、続かなくなる。
そこでやはりエンターテイメントなんだと。

こうして哲学性、身体性、娯楽性
ぐるぐると循環し、昇華していくのが
「凛」という世界観なんだと。

本を読むだけではできない。
スマホをのぞきこむだけではできない。
ただ体を動かすだけでもできない。

しかし、それを可能にする稀なる存在が「凛」なのだ、ということ。
それがこの新コンテンツにして新事業の必然性です。

試合ルールについては、このスライドのとおりなのだが、
私的にぜひぜひ変更点として加えたいのが「押し出し」の項。
私は試合をとおして計10回の押し出しで勝利というルールにしたい。

変更を加えるというのは、これまで巌流島などのイベントを
運営側の人間として、また、いちファンの心理から見てきて、
押し出しというルールが、あまりに合理的、効率的で
誰もが「じゃあ、もう押し出しでいいや」という戦術に
あまりに安易に流れてしまう状況を目の当たりにしてきたからだ。

「10回なんて押し出せないよ」といわれても
「そもそも、そんなに押し出そうとしなくてもいいですよ」という気持ち。
フルタイムで決着がつかなかったときに、
押し出しの数をポイントとして考慮するというのは、よいかもしれない。

そもそも相撲(と柔道とラグビー?)の選手の試合以外は、
押し出しは無効でもいいくらいだと思ったりもする。

あるいはこの押し出しルールを標準設定としたうえで、
ときに「一度転落したら試合終了」というデスマッチ
勝敗を決するのもスリリングでおもしろいだろう。
そこはやりようはいくらでもある。

あとは会見でシュレック関根さんが話していたのだが、
試合時間は3分で速攻で決しよう、というものよりは
長めに時間をとって、女子のひたむきさが出るものにしたほうがいい
というのに私も同感だ。

男性の格闘技の瞬殺や失神KOといったものに対して
女子コンテンツとして何を見せるべきか
というのはひとつの大きな命題になる。

また、ターザン山本さんが会見で言っていた
「心が折れる負け方も目撃したい。
試合をしていて、これはもう無理だなと思ったら、
『まいりました』と己の負けを認めるんですよぉ」
というのも斬新でおもしろいと思った(笑)。

試合中にその場で座礼して「まいりました!」と宣言し、
2ラウンド1分40秒、まいりましたにより試合終了です
とコールされるみたいな。
これ本当にいいかもなぁ(笑)。

そんな凛にはTeam DATE 武術四姉妹に加えて、
すでに禅道会も参戦を表明してくれている。

日本中の武道、格闘技の団体や道場、
さらには個人の修行者からの参戦を募っていくことで
ここから「凛」という新しい世界を作っていきたい。

ちなみに巌流島に、喧嘩フットボールやクラブマガ、コシティ
などの異色ファイターを派遣してくれている
欧州の盟友プロモーターからも、すでに凛への協力を約束してもらっている。
いずれはの話になるが、未来に向けて世界への道も続いている。

そんな中で日本から時代の希望を照らすのは君だ
ということで、みなさまの参加をお待ちしております。

微力ながら一生懸命やりますので、
お力添えのほど、何卒よろしくお願いいたします。

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