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風の声

海外に出たら人生がウソのように好転した話

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このままじゃ自分が「無敵の人」になるのではないか?

Voicy風の声ラヂオ、案内役のフリーライター柴田です。

今、Voicyでハッシュタグ企画「人生を変えた海外体験」というのをやっていて、私も過去にオーストラリア・シドニーに5年くらい住んでいたことがあり、英語力だと一応TOEIC905点とか持っていますので、この企画に参加する資格があるだろう、ということで喋らせてもらいます。

わたくし、30代半ばから格闘技のK-1で働いておりました。その後、K-1の運営母体が変わることになって、元K-1プロデューサー谷川貞治さんの新団体構想に加わり、異種格闘技「巌流島」というイベントの立ち上げを一緒にやらせていただきました。その巌流島はコロナなんかもあって活動できていないのですが、どうですか谷川さん? そろそろ活動再開してください。押忍。

私、格闘技業界に入る前の20代は、ずっとアルバイトの日々を過ごしていて、さすがにこのままだと自分が“無敵の人”化することもありそうだなと思い、何かしないといけないなぁと、30歳手前でオーストラリアに渡りました。とりあえず、半年滞在しようかな、一年くらいかなとぼんやり考えながら、渡豪したわけですが、私の故郷・秋田にはないオーストラリアの青い空、青い海、カラッとした気候、社会の開放的な空気感が思いのほか肌に合って、気づいたら5年も過ごしてしまっていました。

現地に渡ってからは、語学学校に行ったり、ユダヤ人学校の清掃婦として働いたり、縁があって現地日本人向けの月刊媒体でライターとして働くことになったりして、5年を過ごしました。編集ライターとして働くのはこの時が初めてだったので、30代からのキャリアの1歩目として、ありがたいきっかけをいただきましたね。

20代がいわば無色あるいは灰色であったことを思えば、オーストラリアに渡ってからは物事が一気に動き出して、何かまったく違う世界に入り込んだ感覚でした。自分の現実じゃないような。おおげさですが、何かマンガでも見ているような。

英語学習はマンガとゲームと官能小説で

ああ、マンガといえば、渡豪して最初に僕が住んでいたとこの近くに図書館があってですね。当時は(現在もですが)お金がないので、その図書館をよく利用してたんですね。で、そこにジャパニーズマンガ・コーナーの一角があって、日本のマンガのコミックを置いてたんですよ。

ドラゴンボールとか、デスノートとか。桂正和先生のビデオガールアイズかのどちらかもあって、ここらへんは渋いコレクションだなぁと思ったり。桂先生のマンガを改めて英語版で読んでキュンキュンしましたけどね。そんなジャパニーズマンガを現地のキッズたちに混じって一緒に読み漁ってましたね。30代のジャパニーズのおっさんがひとりでね。

マンガを英語で読むと、物語のシーンの動きや文脈と一緒に、イメージとして頭に入ってくるので、英語をおぼえやすいんですよ。情報として、マンガの顔の表情や感情、互いの体のアクションなんかと一緒に脳に入ってくるので、理解しやすく、記憶として定着しやすいわけですね。そんなもん、無味無臭の英単語帳なんかを繰り返しめくってても頭には入ってこないし、残りませんよ。脳が楽しいと思わないですからね。

また、現地でプレステ2を買って、ドラクエ8FF10をプレイしたのも覚えてますね。もちろん全編を英語でロールプレイングしていくので、こちらもストーリーやイメージとともに英語が脳に入ってくる。日本製のゲームでも英語だと、またまったく別の世界に飛び込んだ感覚があって楽しかったです。

なので日本の学校の英語教育もつまらない教科書はやめて、日本のマンガの英語版を読ませたらいいんですよね。先生が「今日の授業はドラゴンボールのベジータとナッパがやってくる巻です。では山田くん、1話目を読んでください」とか言ってね。そうやって英語でマンガを読み進めていく。原作を知っていると「ああ、英語だとこんな言い回しをするんだ」というのがわかってまた面白いんですよね。マンガのセリフって教科書的なものじゃなく、よりナチュラルなものじゃないですか。だから日常において、より実用的ですしね。

同じく、「みなさん、夏休みの課題はドラクエの新作を英語版でクリアすることです」とかやるのもいいですよね。そうしたら親御さんが「もう夏休みの課題はやめなさい」とか言っても、子供は夢中になって一日中やりますよ。楽しくて。そして結果的に学習してしまうという。

あと路地裏のあやしい店に入っていって、英語版の官能小説を購入して読むというのもやりました。これも夜中にひとりベッドの上で読むと、グイグイ引き込まれるんですよねぇ。こっちは青少年にはまだ早いかもしれないですけど、大学教育からは取り入れてもいいのではないでしょうか。

世界は今あなたが見ているもの一つだけじゃない

そんなこんなでオーストラリアで5年過ごして、その間、色々な人種・民族の方々と出会い、考え方や生き方は一つじゃないし、一つじゃなくていいんだと知りました。世界は今あなたが見ているもの一つだけじゃないから、決してそこで答を出して絶望してはいけない、ということですね。

そんな5年が過ぎて、そろそろ日本に帰ろうかなぁと思っていたときに、当時のK-1のサイトで編集ライター募集の求人を見たんですよね。子供の頃からプロレスや格闘技が好きで、海外に行っても常にK-1やPRIDEの情報はチェックしていましたから。

でそのK-1の求人の募集要項が「格闘技が好きで知識があり、編集ライター経験があり、また海外経験・英語力があって、海外関連の業務もできる方」という条件だったんですね。これは完全に俺のことを名指ししてるんじゃないかとビビっと来て、すぐに応募し、現地からスカイプでウェブ面接をして、ありがたいことに採用となり、日本に帰国しました。

そうしてK-1で谷川貞治さんに出会って、谷川さんの先輩である元週刊プロレス・カリマス編集長ターザン山本さんとも出会って、今Voicyでターザンさんとこの「風の声ラヂオ」をやっているというわけです。

そんなわけで、今後とも風の声ラヂオをよろしくお願いいたします。押忍。

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