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人間百年、下天の内をくらぶれば...... けっこう長えな

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人生100年時代

これからは「人生100年時代」だという。

織田信長は人間50年を「夢幻のごとくなり」と唄う詞を愛したようだ。彼が人生100年時代なんてワードを目にしたなら、「長えな、おい、とっとと殺してしまえよ、ホトトギス」としびれを切らして命じていただろう。

信長ほどではないにしても、それなりにせっかちな我々現代人は、100年をかけて一体何をするべきなのか? ずっとのんびりしてたいような、それでいて妙に焦燥に追われているような妙な感覚がある。

さて、何をすべきか?

基本的には、その時どうしてもやらずにはいられないことをやればいいし、そうじゃないならやらなきゃいい、という話だと思う。

どうしてもやらずにはいられないことをやれば、その時点で人生のビジョンなるものが勝手に確立されているのだろう。

そして、それが結局のところ、人間が幸せになり、同時に周りを幸せにする最強の法則なのだろう。

やりたいことをやることを「わがまま」という陳腐な言葉でつぶそうとする日本社会の悪しき習慣には、十代の頃からクソくらえと思っていたが、四十代になった今もやはりクソくらえと思っている。

人間の欲望が恐ろしいくらいにえげつないものであるならば、それを有効利用してやればいい。

自分に嘘をついていたら、いずれは息切れして進まなくなる。

根源的なエネルギーたる欲望の泉をふさいでいるのだから。そのほうがよっぽど不幸をまき散らす原因になるだろう。

ということで、俺は今この時、誰はばかることなく新木優子ちゃんのインスタを眺めている。そして、そのスーパースマイルに癒されている。なぜといって、今この瞬間、それが俺が心からしたいことだからだ。

日曜の朝6時におっさんがワイングラス片手に、新木優子ちゃんのインスタを凝視していて何が悪い。こんなビューティフル・サンデーなどほかにないではないか。

さぁ、君はどうする? 君は自分のやりたいことができているか? 人生は夢幻のごとくなり、である。

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